父が在宅介護に戻って
1か月が過ぎた頃。
2017年10月中旬。
ケアマネージャーさんが
書類のことで母の所へ行くので
私にも来てほしいとの
母の要望。
一通り事が終わり
いろいろ話をして
ケアマネージャーさんは帰りました。
ちょっと時間が押してしまったため
訪問診療の先生が来る時間になってしまい
母の代わりに
私が銀行のATMに行ってきました。
私も息子のお迎えの時間が迫り
慌ただしく実家を後にしました。
確か午後７時頃。
母から電話。
母「今、家？」
私「そう。」
母「今日はよくも〇〇さん（ケアマネージャー）の前でお母さんのことをバカにしてくれたな！」
私「はぁ～？？？」
怒っている母。
母「笑いながらお母さんの事を何だのかんだの言って、〇〇さんに相槌求めたりしたでしょ！」
私「はぁ～？？？」
激高している母。
『（私が）人前で親をバカにした！』と。
何のことを言っているのか
さっぱりわからない私。
電話の履歴では
話したのは８分。
最後には
母が激しい口調で
「これからは（おじいちゃんと）二人でやっていくから！これまで世話になったな。あ り が と。（←起こり口調で）」
ガチャンッ！！！
母は電話を切った。
この電話以来
あれだけ頻繁にかかってきた母からの電話は
一切なくなたりました。
先日
偶然
テレビで “キレる高齢者” という特集を見ました。
定年退職などで
生活環境が大きく変わった高齢者が
ストレスを発散できずに
キレやすくなっているのだそうです。
母も父の介護でストレスをうまく解消できず
何でもない会話でキレてしまったのでしょうか？
このまましばらく様子を見ることにします。
でもね、
不思議だね。
母から夜電話が来るときは
母にも電話できるタイミングがあるだろうけれど
大抵我が家（私と息子）の食事の時間でした。
いつもいつも30分以上の長電話でした。
母からの電話がなくなったことで
息子と話す時間が格段に増えました。
いつの頃からか
サッカーから帰ってくるとすぐ
テレビをつけるようになっていた息子。
今はテレビをほとんど見なくなりました。
あまり学校やサッカーのことを話さなくなった気がしていました。
息子がこんなにテレビ好きになるなんて・・・と思っていました。
これが成長なのかな？！と思っていました。
今は以前のように
学校のことをいっぱい話してくれるようになりました。
そういえば
母から電話がかかってくると
息子は
サァーーーッとテレビを見に行ってしまうこともありました。
今は息子といっぱいお話しようと思います。
息子の話を聞いてあげようと思います。
息子との時間を大切にしようと思います。