2016年11月2日

『学校に行きたくないっ!』⑥

   

10月28日(金)

朝はこの数日の中で 1番すんなりと家を出られた。

が、、、

今度は 「学童に行きたくない。」と言い出した。

 

昨日 1年生の暴れん坊ちゃんが

息子の筆箱の中から 勝手に消しゴムを持っていって

すごい大量に使って

そーーーっと筆箱の中に返したらしい。

 

そういえばそんなこと昨夜言ってたね。

 

息子は「返して!」と言ったけど

当然それを聞く相手ではないわけである。

 

「もっともっと大きな声で言わなきゃ!!

ただ『返して』と言ってもわかる子じゃないもの。

職員室にいる先生にも聞こえるくらい大きな声ださなきゃ!」

大体こんな風なこと言って息子を鼓舞したけどね。

 

息子が言うには 学童の先生たちは

この暴れん坊ちゃんを注意しなかったらしい。

 

優しい性格の息子。

反面 とても弱い部分がある。

体も小さめ。

(大きく大きく生まれてきたんだけどねー。)

いじめられやすいタイプの子だろうとは思う。

 

そうこうしてるうちに

校門すぐ近くまで着いてしまい

足が止まってしまう息子。

 

「相手は1年生だろ? 一年以上も小さい子に負けてるな!

(息子は4月生まれ。)

自分の力で解決しろ!」

私はそう言い放った。

 

そろそろ自分で解決できる力をつけていこうよ。

 

そこへちょうどクラスメートの女の子が登校してきた。

「どうしたの?」

この女の子は

息子の近くの席の子で

消しゴムや鉛筆を勝手に持っていっちゃうと

嫌がってた女の子。

 

息子に声かけてくれて・・・

優しい子じゃん!!!

 

 

二人一緒に

もしくは

単なる同じペースだったのか

並んで学校へ入っていった。

 

(あとで息子に話を聞くと

この女の子は「返して!」というとちゃんと返しくれから

1年生暴れん坊ちゃんより良い、と言っていた。)

 

家に戻った私。

学年主任の言葉が脳裏を横切るのです。

「その場、その場で解決していきましょう。

そうすることでなぜ学校が嫌なのかが見えてくるのです。」

 

学童へ電話して

責任者と話をすることにしました。

 

たくさんの子供達を預かる学童クラブ。

先生方の目が行き届かないこともあるでしょう。

とはいえ

気になったのは

学童の先生が1年生暴れん坊ちゃんを

あまり注意しないことを

息子はこれまで幾度となく口にしていた。

 

3年生にも暴れん坊ちゃんがいるのだが

去年2年生だったとき

每日学童先生に怒られてた。

1年生の暴れん坊ちゃんは

学童先生にあまり怒られない。

なぜだろう?と。

 

学童は先生方がすっかり入れ替わっている。

何か関係があるのかもしれない。

 

学童の責任者は

スタッフに周知し

責任者からは息子に誤ると言ってくれた。

 

夜。

息子が話してくれた。

「誰かが言ってくれたみたいで、

◯◯先生が気が付かなくて

ごめんねって言ってくれた。」

 

これでまた大好きな学童へ

安心して通えるね!(^^)

 

(後日、この件について担任に報告しました。)




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