2015年3月2日

父の脳梗塞(デイサービス初日)

   

父が退院した翌日

早速デイサービス通いが始まりました。

 

ちょっと早すぎませんか?

そんな声が聞こえてきそうですが

理由があります。

一、入院中、毎日3~4回のリハビリをこなし
筋力がついてきたところなので
今ここで休憩をいれると
筋力がまた衰えてしまう可能性がある。

一、父の性格上、退院後まったりした生活を開始してしまうと
その生活から抜け出せなくなってしまい
デイサービスに通いたくない、と言い出しかねない。

一、父が入院していた3か月間。
付き添いを毎日6~7時間、
土日もなく病院に通い続けた母を
休ませてあげたい。

今の父はデイサービスに通う気力があるので

その気力を持っているタイミングの時に

ササッとデイサービスに通う生活のリズムを

つけてもらえたらいいですよね。

 

デイサービス初日。

朝は気持ちよく出かけて行ったそうです。

私は息子を給食後の

午後1時にお迎えし

一緒におじいちゃんのデイサービスへお迎えに行きました。

(この日は〝慣らし〟ということで特別にお迎えをしました。)

何だかんだで

デイサービスに着いたのは

3時頃。

ちょうどお散歩から帰ってきたところで

デイサービスのお部屋へ戻るところでした。

 

が、、、

 

しかし、、、

 

父の表情がヤバい。

 

脳みそが暴れてる表情!!

 

険しい表情で

「こんなに疲れたことはない!」と超不機嫌!!!

フリースを上着代わりに来ていた息子に

「寒いんだから上着を着ろ!」と。

息子が「寒くない。」と答えても

それが気に入らないらしく

「寒くないわけないだろ」だったか

「いいから着るんだ。」だったか

そんな発言。

暴言を吐きながらも

スタッフがうまく誘導して

デイサービスのお部屋へ戻っていきました。

それでも何かにつけ文句?暴言?の父。

息子が車いすに座るおじいちゃんの隣に立っていたとき

何だったかでおじいちゃんは息子に文句を言っていて

息子(孫)の肩をつかみ

ゆするような事をしました。

どこからともなく

〝可愛そうに・・・〟との声が。

スタッフが

「お孫さん、しっかりした良い子じゃないですか。」

それでもイライラの父。

「あらっ、お孫さん、おじいちゃんに似てますね。」

この一言で一瞬顔が緩んだ父でしたが

何があっても決して暴力は振るわない父だったのですけどねー。

 

スタッフから

この日のデイサービスでの様子を教えてもらいました。

午前中は

父の好きな歌を映像でかけてくれて

ご機嫌に過ごしていたそうです。

お昼を食べた後あたりから様子がおかしくなり

「帰る」「帰る」と始まり

午後のお散歩一切拒否。

何とかごまかして

外に連れ出したそうです。

入院中のように

母を呼ぶことはなかったようで

それだけは一歩前進。

 

今日の父は少し早いお帰り。

父は車いすごと送迎車に乗り

私と息子も一緒に送ってもらいました。

運転してくれたスタッフに

「運転手さん!」と話しかける父。

つい今までお世話になっていたデイサービスのスタッフだという認識はないようです。

私と運転してくれたスタッフと談笑すると

「運転手さんが道間違えたら大変だから話しかけるな!」と怒鳴りだす父。

あーーーーあ・・・。

 

家に着いて

しばらくしたら

表情もだんだん落ち着いてきました。

父は「あんな疲れるところ、行かない!!」と主張していました。

 

同じマンションの母の友人が

父の退院を受け

遊びに来てくれました。

「慣れるまでは疲れるわよねー。(慣れるまでに)3か月位はかかるわねー。」

「うん、うん。」とうなずいて聞いていた父。

本当に理解しているのかな?

 

さてさて

今後

どうなることやら。。。




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