2012年9月6日

4歳児の初バイク

   

昨日
朝、いつものように家を出て
保育園に歩いて向かった息子(4才)と私。
途中
真新しいバイクのタイヤを回してる男性2人がいた。
一人は60歳台かな?
もう1人はもう少し若い。
息子がバイクに駆け寄り
息子「何やってるんだ?」
私「何やってるんですか?(、でしょ!?)」
息子「何やってるんですか?」
興味津々の息子。
おじさんたちも、
息子に気さくに対応してくれた。
するとおじさん、
突然
「乗ってみるか?」
と息子に問いかけた。
「乗って写真撮ってもらうといいよ♪」
片手にカメラを持っていた私にとっても
嬉しい言葉を投げかけてくれた。
でも本当に良いのだろうか?
持ち主のこの男性でさえまだ乗ってないバイクだそうなのに。
見ず知らずの息子が一番に乗ってしまって良いのだろうか?
バイクは60歳台の男性の方のもので
もう1人の男性に
「俺もこれが最後かな!?」
と話している。
年齢的な問題で
男性が所有する最後のバイクとなるであろう
という意味と推測するのだが
そんな大事なバイクなのに
良いのだろうか?
バイクに乗せてもらい
ハンドルに手をかけさせてもらい
一人前のライダーのような息子。
カメラを連写する私。
「良かったねー!」「嬉しいねー!」
息子の頭を撫でながら
男性に
「ありがとうございました!」
とお礼を言った。
息子にも
「ありがとうございました、は?」
とお礼を促すと
息子は大きな声で言った。
「ありがとうございました!」
最後にもう一度
声をもう少し大きくして
私はお礼を言った。
そして
保育園へ向かおうとした時
息子に言った。
「いってきまーす(って言ってごらん)」
息子は
「◯◆保育園に言ってきまーす」
と男性達に向かって
大きな声で言った。
私と息子は
駆け足で保育園へと向かった。




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