2025年12月17日(水)
あと何日生きられるかわからない母に会うために、今日は我が家3人で面会に行きました。
着いたのは、午後4時15分頃だったと思います。
フロアには2人しか行けないので、まず私と主人で行きました。
母のベッドに行くと、ちょうど口腔ケアをしているところでした。前日看護師長が提案してくれた綿棒なようなものにジュースを含ませて味をたしなめるようにしてくれている最中でした。母「美味しい♪」と涙を浮かべていました。食べる事が大好きな母。全く食べられなくなり辛かったのでしょう。メイバランスのキャラメル味でした。甘いコーヒーが好きな母にきっとピッタリな味だったでしょう。約束を早速実行してくれていたことに本当に感謝の気持ちしかありません。
私たちが行ったことで看護師さんは手を止めてその場を離れていきました。
主人はこの日のために、生前私の父から貰ったスーツを着てきてくれました。母に上着の裏側にある刺繍で縫い込んだ苗字を見せ「ほら、〇〇(母の苗字)と書いてあります。お義父さんからいただいたスーツ大事に着させてもらっています。」と話しかけました。母はびっくりしたような表情をしていました。主人は数分だけいて、息子(高2)とチェンジするために一階ロビーに戻りました。
しかしなかなか息子が上がってきません。電話をかけると、息子は泣いてしまってフロアに上がれる状況じゃない、と。「おばあちゃん、待ってるよ!ずっと待ってるよ。」私はちょっと声を荒げました。面会時間は限られているのですから。少しすると息子が上がってきました。「おばあちゃん、痩せすぎて〇〇(息子の名前)びっくりしてないちゃったよ。」と母に伝えました。私と母と息子で手をつなぎました。母は何か話していますが、聞き取れません。わかりません。でもとても嬉しそうです。息子の顔をジーっと見つめています。母は相変わらず力が強く、息子の指は母の爪の跡がくっきり(^^ゞ
私は途中から写真&ビデオ撮影班になり、息子と母が手を握って離している様子を撮影しました。嚥下機能が衰えてしまった母の声では何を言っているのかわからないので「〇〇って言ってたら手上げて~」というとニョキーっと手を挙げる母。嚥下機能以外はまだまだ問題ないのです。理解力も記憶力もあります。面会時間が過ぎてもやっぱり息子の手を放そうとしません。やっとのことで手を離すことに成功。「また、来るね。」ハイタッチして帰ってきました。