母の最期を迎える場所について

2025年12月16日(火)

母を療養型病院へ転院して首からの点滴をさせるか、このままこの老健で最期を迎えた方がいいのか?嚥下のリハビリをしてくれるところはないのか?

私なりに療養型病院の事を調べたり直接問い合わせたりもしましたが、答えが出ません。

いろいろあって老健の看護師長が私に説明をしてくれることになりました。

首からの点滴は、点滴中は首を固定しなければならないうえに引き抜いてしまわないように腕も固定されてしまうのだそうです。仮に転院するとしても90歳を過ぎた患者を受け入れてその点滴をしてくれる病院があるかもわからないともいわれました。そもそも年齢的に60代か70代前半までのその後回復の見込みがある人が対象のようです。

このまま老健で過ごしていれば、今までのようにレクリエーションに参加したりなど今までの生活をそのまま続けることができるという事でした。更に言語聴覚士にはNGを出されるだろうけど、綿棒のようなものでほんの少し味を感じられる程度のことならやってあげられるとまで言ってくれました。看護の立場として母に出来ることを考えて、言語聴覚士が立場的にNGな行為を母のためにやってくれると言ってくれました。

その後施設医も来てくれました。「(90歳を過ぎている母になるべく自然な形でというなら)このままここ(老健)で過ごさせてあげたらいいのではないか?もう大往生だよ。」そんな内容の言葉を言われました。嬉しかったのは、「これまで母のお世話をしてきて、最期までやり切りたい。自分たちの都合ではあるけれど、自分たちは充分母にお世話したよねと思わせてほしい」そんな言葉を言われた時でした。師長もその時いっしょにいた看護師もうなづいているようでした。母はなんて優しい人たちに囲まれて過ごしてきたのだろう!行きたかった特養には行けなかったけど、特養で人間関係がどうだったかわからない。でも今こうして母を大切に思ってくれている人たちに囲まれて最期を迎えられる。これってとても幸せなことではないでしょうか?

その場で兄と連絡を取り、兄も承諾し、私は看取りの書類にサインをしました。

母と面会してきました。母は私の指をギューッと握って離さず、私の指は血流が止まりだんだんしびれてきました。母に伝えてもなかなか指をゆるめてくれません。なんとか別の指に交換できました。「ほらっ、おばあちゃんが強く握って血流とまっちゃってたから、指が痒くなってきたじゃん!」(^_^;)

面会時間が過ぎてもなかなか指を話してくれず、10分程オーバーしてしまいましたが、何度もハイタッチをして帰りました。

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