意識障害になった母(5)

容態急変により病院に呼び出されたものの、何とか一命を取り止めた母。

翌日午前、病院の担当医から電話をいただきました。

今朝の母は意識レベルも問題なく笑顔も見られ、担当医に手を振っていたそうです。

昨夜の急変で考えられるのは、低カリウムなことではないか?という事でした。

入院時から若干低カリウムだったそうです。

内服で対応しながら様子を見ていき、その他考えられることはその都度対応していくという事でした。

10月6日(月)午前に担当医から再度電話をもらいました。

10月9日(木)に再検査して問題なければ退院の手続きへと進んでいくようです。

ちょうどその日夕方に病院にお見舞いに行く予定だったので担当医に伝え、ナースステーションに着くと看護師さんが担当医を呼び出してくれました。

おかげで先生と直接お話しすることができました。

そして検査の時、胃カメラもやってくれることになりました。

その数日後は平行棒で歩行訓練もしたらしいのですが、母は歩けたのでしょうか?(^^ゞ

この時点で、入院して10日程経ちました。

施設にいるときあった血便も、病院ではないそうです。

10月9日(木)お見舞いに行きました。

フロアに着き母の病室を探していると、少し遠くで母が車椅子で廊下に出ていました。

私が母のもとに駆け寄ろうとすると、ナースステーションにいた見知らぬ先生がやってきました。

先生「どなた(の面会)ですか?」

私「〇〇です。あっ、あそこにいます!」

先生「〇〇さん?〇〇さんね、いつも私のギャグに笑ってくれるんですよー(^▽^)/」

先生、めっちゃ嬉しそう♪

私と先生で母のもとへ。

先生はすぐ仕事に戻ってしまいましたが、私はその場で母とおしゃべり。

母がトイレに行きたくなったので看護師さんにお願いしに行ったりしてバタバタしたあと、看護師さんのお勧めもあり屋上に行きました。

屋上で少し気分転換した後、屋上入口手前にあるロビーみたいなスペースにコーヒーマシンがおいてあるのに気が付きました。

母が「コーヒーが飲みたい」と言いました。

ナースステーションに戻り、コーヒーを飲んで良いか確認して、再び屋上ロビーに戻り私と一緒にコーヒータイムをしました♪

(母の場合は、疾病が尿路感染であることと退院日が数日後に決まっていたため、問題なくOKがでました。)

実はこの時点で退院日は10月14日(火)と決まっていたので、介護タクシーの手配も済ませてありました。

父の時お世話になった介護タクシーさんです。

母に話すと「覚えてるー。」と、ちゃんと覚えていたようです。(^_^)

10月14日(火)退院

この日の母は介護タクシーさんを覚えていませんでした。(-_-;)

でもその他いろんなこと覚えてない日だったので、この日は❝退院❞というこの数週間と違う生活リズムだったので、頭の中が混乱していたのかもしれません。

とにかく無事に退院できました!(^O^)/

一般論として、高齢者は入院するごとにQOLが下がっていくそうです。

18日間の入院。

変わらないでいてほしい、と切に願うのであります。

【完】

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