2017年3月17日

認知症の父に振り回された一日と楽しい(!?)おしゃべり

   

每日のようにかかってくる

母からの電話。

ほぼ100%が父に関すること。

 

昨日(2017.3.15)の午前中にもかかってきたのだが

これは重症事項だった。

 

父がトイレで用を足したいと言ってきかない、と言う。

「こんな苦しいおもいをするなら死んだほうがマシだ!」

と叫んでいるという。

父は現在バルーンカテーテルを装着しているので

尿は管を通して流れているはず。

ただ母の説明で気になったのは

トイレに行きたい父なのに

今尿は流れていない、と言う。

ここ数日

尿の量が少ないと言う母。

 

これまでも“トイレに行きたい。” といって

幾度となく母を困らせていた父。

 

数日前も同じ内容で電話がきた。

この時もかなり苦しそうにしていた父だったが

常に下がるようにしておかなくてはいけない

バルーンカテーテルの管が

少し上がっているヶ所が見つかり

その部分を直してあげることで

一件落着。

 

訪問看護士さんにその時の父の様子を伝えたみたい。

訪問看護士さんの見解では

管が見える範囲では問題ないので

装着部分のような見えない部分に

ゴミか何かが溜まっているのかもしれない

との事だったらしい。

 

昨日の父の話に戻ろう。

父と電話で少し話したが

認知症の症状がかなり出ているようだ。

とは言え

苦しいと感じていることに間違いはない。

 

脳がおかしくなって

認知症の症状が強く出て

トイレに行きたい!と強く感じるのか

 

本当にどこか詰まっていて

身体に不快感を感じているから

脳がおかしくなり

認知症の症状が大きく出ているのか

 

わからないなー。

 

病院に行ったほうが良いと感じたのだが

昨日は担当の先生が不在。

 

病院へ問い合わせてみると

泌尿科ではないが

別の診療科の先生が診てくれるように

手配してくれた。

 

しかし

母は足腰を悪くしているので

父の車椅子を押して歩くことが出来ない。

 

私は息子のサッカーの関係で

付き添ってあげる時間が取れない。

 

いつもの助っ人にも頼んだが

午後から出張のため無理。

 

両親の友人も午後は都合が悪いらしい。

 

困ったね。

 

どうする?

 

 

結局

介護タクシーを手配し

母が無理して

一人で父を病院へ連れて行くことになった。

 

 

母から聞いた話では

 

病院では超音波検査をし

特に悪いところはなかったようだ。

ただ管がよじれていただったかの不具合の所があったので

その部分を直してくれたのか

バルーンカテーテルを取り替えるか

よくわからないのだけれど

無事に終了。

 

とりあえず

何ともなくて良かった。

 

のですが・・・

 

父と病院から帰ってきた母。

今度は母自身の接骨院へ。

接骨院から返ってくると

今度は父が

あそこが痒い

ここが痒い

と母は父に振り回されたらしい。

 

ヘロヘロになっていた

昨夜の母でした。

 

 

今日(2017.3.16)、実家に行ってました。

 

母が美容院に行くために

父の見守りです。

 

両親と私で一緒にお昼を食べていた時

「夕方になったら、どうやって家に帰る?」

聞いてきた父。

父にとっては

今のマンションが自宅ではなく

以前住んでいた一軒家が自宅なのです。

はい。

昼間っから認知症の症状が出てますねー。

 

私「(母は)今からパーマ屋さん行くから帰ってきてから考えようよ。」

 

認知症の人に

「何言ってるの?ココが家でしょ!!」

なんて言い返しても理解できないのです。

脳みそが遊びに

行っちゃってますからね。

 

しばらく私と話していましたが

母がなかなか帰ってこないと

泣き出す父。

母のことが恋しいと言う割には

「(母は)自分のことしか考えていない!」と

文句を言ってみたり。

 

意味不明です。

 

「嫌なことばかり思い出す。」

そう言って怖がってもいた。

だから

「楽しいこと思い出そうよ!」と言って

以前一緒に行った旅行の話を持ち出したりした。

パソコンでその景色を見せてあげたり。

 

ちょっと悲しかったのは

父がカラオケで歌う18番の歌。

その歌をYou Tubeで見せてあげたんだけど

全く覚えてなかったこと。

あんなに好きだったのにね。

 

また別の機会に見せたら

その時は覚えているかな?!

 

夕方に近づき

認知症の症状がどんどんひどくなってきた様子。

声を荒げてきた。

 

「firstちゃんを家で待たせて、

どこかにフラフラ遊びに行ってるんだ!」

 

「そんなことないよ。」

何度言ってもわからない父。

 

なのでこう言ってみた。

「女の人は髪が命って言われているのに

おばあちゃんは髪がボーボーになっちゃったの。

だから私が家に来るから

おばあちゃんはパーマ屋さんに行ってきて。

って私から声をかけてあげたの。」

これが1番効果があった。

「そうだったのか。」

父は初めて納得した。

 

ε=( ̄。 ̄;)フゥ

 

その後は

父「もうそろそろかえってくるだろ?

ちょっと玄関まで見てきてくれないか?」

私「はい、はい。」

ちょっと玄関行って

ちょっとiphoneいじって

父のところへ戻る。

私「電話あったよ。まだ少しかかるって。

おじいちゃんどうしてる?って心配してたよ。」

 

すこしおしゃべりしていると

また

父「また頼んで申し訳ないけどね、

また玄関に見に行ってもらえないか?」

私「ん?!いいよ。」

 

こんなことを数回繰り返し

やっと母から本当の電話が入った。

 

母が返ってくると

安心したのか

その前から

あくびを始めていたので

私と長い時間おしゃべりしたので

疲れたのか

父は寝てしまった。

 

母に留守番中の出来事を話し

少しおしゃべりして

私は実家を後にし

息子を迎えに

電車に乗った。

 

 

 

どんどん酷くなるのねぇ~。

認知症。

 

 




この記事をどう思いましたか?
  • すばらしい (0)
  • 面白い (0)
  • 役に立った (0)
  • 気に入った (0)
  • ほのぼの~ (0)
次の記事へ進む「 »」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

計算式を完成してください。 (Please calculate.) *

最近のコメント

広告(AD)