韓流ブームに全く興味のない両親が、ある日突然「韓国に
行きたい」と言い出しました。
しかし今の韓国旅行ツアーというのは、ほとんど全てが
「冬ソナ」がらみ。
やっとのことで、トラピックスで、気に入った普通の観光
ツアーを見つけ出すことができました。
その両親が韓国旅行から帰ってきました。
2泊3日という短いものでしたが、天気も初日以外は晴天に
恵まれ楽しく過ごしてきたようです。
今回の旅行で、両親が最も印象深い思い出となった事の一つ
にこんな事があったそうです。
両親は荷物を最小限に抑え、2人分の荷物を機内に持込める小さな
スーツケース1つにまとめてしまいました。
帰りの飛行機の中で、そのスーツケースを上に乗せようとしていると、
席の近かった20歳くらいの若者が乗せてくれたのです。
両親は「ありがとう!」とお礼を言いましたが、どうも様子が変。
“ありがとう”の言葉が通じてないことに気が付きました。
おそらく韓国の人なのでしょう。
なので頭を下げ会釈すると、彼も会釈で返してくれました。
飛行機が成田につき、父が荷物を降ろそうとすると、さっきの若者が
父に気づき、今度は荷物を降ろしてくれました。
両親はまた会釈で、「ありがとう」を伝えると、彼もまた会釈で
返してくれました。
両親はその若者に感謝し、こんな心やさしい韓国の若者と出会えた
ことをとても喜んでいました。
今の日本での韓流ブームは日韓友好の大きな掛け橋となっていること
は間違いありません。
でも、、、
本当の 日 韓 友 好 って、このように 身 近 なところにあるん
ですよね、 きっと。。。
2005年9月16日
韓国での出会い
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