2005年9月16日

韓国での出会い

   

韓流ブームに全く興味のない両親が、ある日突然「韓国に
行きたい」と言い出しました。

しかし今の韓国旅行ツアーというのは、ほとんど全てが
「冬ソナ」がらみ。

やっとのことで、トラピックスで、気に入った普通の観光
ツアーを見つけ出すことができました。


その両親が韓国旅行から帰ってきました。

2泊3日という短いものでしたが、天気も初日以外は晴天に
恵まれ楽しく過ごしてきたようです。

今回の旅行で、両親が最も印象深い思い出となった事の一つ
にこんな事があったそうです。


両親は荷物を最小限に抑え、2人分の荷物を機内に持込める小さな
スーツケース1つにまとめてしまいました。

帰りの飛行機の中で、そのスーツケースを上に乗せようとしていると、
席の近かった20歳くらいの若者が乗せてくれたのです。

両親は「ありがとう!」とお礼を言いましたが、どうも様子が変。

“ありがとう”の言葉が通じてないことに気が付きました。

おそらく韓国の人なのでしょう。

なので頭を下げ会釈すると、彼も会釈で返してくれました。

飛行機が成田につき、父が荷物を降ろそうとすると、さっきの若者が
父に気づき、今度は荷物を降ろしてくれました。

両親はまた会釈で、「ありがとう」を伝えると、彼もまた会釈で
返してくれました。

両親はその若者に感謝し、こんな心やさしい韓国の若者と出会えた
ことをとても喜んでいました。



今の日本での韓流ブームは日韓友好の大きな掛け橋となっていること
は間違いありません。

でも、、、

本当の 日 韓 友 好 って、このように 身 近 なところにあるん
ですよね、 きっと。。。




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