この日は、
息子(2歳3ヶ月)は子供用の小さいカバンを持っていた。
ちょうど私の両親(都内在住)が
我が家の近くに用事があったので
息子と4人でランチをし
その辺をブラブラし
夕方、私たちは解散した。
私は晩ご飯の買い物をして
まっすぐ家に帰りたかったが
まだまだ遊び足りない息子は
家に帰らないと駄々をこねる。
商店街のとある商店のところで
「帰る」「帰らない」を繰り返す私たち母子。
結局私が折れ
公園でしばらく遊ぶことに。
薄暗くなって家に着くと
息子のカバンがない!
私「あれ?カバンは?」
息子「キャハッ!」
「キャハッ!」ではない。
お前のお気に入りのカバンだろ!
すぐさま今来た道を戻る私と息子。
ないっ!ないっ!ないっ!
カバンはどこにも落ちてないっ!
両親と別れたビルで
遺失物届けを提出し
もう一度来た道を戻る私と息子。
「僕のカバン、どこ~?」と探す息子。
ゴメンね、ママのせいだ。
鞄の中身はオムツと着替え用の服が入っていた。
息子のお気に入りのアンパンマンの服が。
息子と帰る・帰らないと押し問答した商店の前を通りかかった。
落ち込む私に顔見知りの店員さんが声をかけてくれた。
「えっ?」
「そうそう、それ、それ!」
「ありがとうございます~~(涙)」
この店員さんが店の前に落ちてた
小さなカバンを拾っておいてくれてました。
店員さんは
私と息子がしばらく立ち止まっていたのを知っていたのと
カバンにアンパンマンのキーホルダーが付いていたので
息子のだろうと預っていてくれていたのです。
ありがとう♪ありがとう♪ありがとう♪
両親と別れたとき
息子がカバンを間違いなく持っていたから
その商店のところで押し問答してるときに
息子が意図的か無意識がわからないけど
カバンを手放してしまったようです。
拾われたのがこの店員さんでなかったら
きっと見つかることはなかったでしょう。
コーヒー好きだというこの店員さんに
お礼として
コーヒー豆をプレゼントしようと決めました。
なのにコーヒー豆を買った途端
夏休みなどで
私とこの店員さんは顔を合わせなくなり
まだ渡してません。
ちゃんとシフトを調べてから買えばよかったのに
相変わらずドジな私です。
2010年8月15日
小さなカバンの行方
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2010年9月2日 4:15 PM
よかったぁ(T_T)
いい人にみつけてもらえて(^O^)/
2010年9月5日 3:45 AM
☆☆テディさん☆☆
息子はこの日以来、妙にこの店員さんに
なつくようになりました。
お店の前を通ると「〇〇さん、いるかなぁ~?」
と言い始め、「探してくる!」と三輪車を降りて
探しに行ってしまいます。(*^^*)