電車により膀胱瘤を悪化させた話

電車に乗っていた時でした。
息子（2歳）が立っていたので
私はしゃがみ込んで
息子と同じ目線になり
息子を抱えるように
腕をまわしておりました。
だんだん私の足がしびれてきたので
私は立ち上がりました。
吊革が近くになかったので
そのまま息子を見下ろすようにして
息子を見守っていました。
電車は突然、
急停車とまではいかないまでも
ちょっと荒っぽく停車しました。
私はバランスを失い
右足で大きく歩幅を広げ
その右足をつく際
ドン！と
力強く地面を叩いてしまいました。
右足全体に大きな力が伝わっていきました。
そしてその大きな力は
股のほうへも伝わっていきました。
膣から空気のような何かがでました。
膀胱瘤患者である私にとって
悪夢のような瞬間でした。
私の場合
もしまた膀胱が落ちたら
二度と治ることはありません。
不安で頭の中が真っ白になりました。
電車を降りる時
どのような違和感を感じるか
慎重に歩きました。
幸い歩く分には問題なさそうでした。
しかしながら、
イスなどに座ると
膣の奥のほうで
何か異物にぶつかるのです。
悪化させた事は間違いないでしょう。
これが取り返しのつかない状況なのか
数日すればある程度回復してくれるのか
この時点では知る由もありません。
私はその数日前から風邪により
咳がでていました。
咳がでそうになる度
お腹になるべく力がはいらないように工夫しながら
咳をするよう最新の注意を払いました。
膀胱瘤には骨盤底筋体操が有効だとのことで
週一回骨盤底筋体操の運動プログラムに参加しているので
その時の体操を思い出して
やったりもしました。
それらの効果なのか
3日程経つと
座った時の違和感はなくなりました。
でも、この一件以降
咳をすると
姿勢などうまく工夫しなければ
尿失禁してしまうようになったように感じています。
微量だとおもうので
気のせいかもしれません。
（気のせいだと思いたい。）
今回悪化させたことで
いつか本当に治るの？
もう治らないのかもしれない…
そういう不安からくるのだとおもうのですが。。。
（そういう不安からくるのだと思いたい。）
近々診察の日なので
先生といろいろお話してきたいと思います。

This entry was posted on 2010年5月9日 at 2:58 AM and is filed under 出産による膀胱瘤. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.