私の実家(東京)では
80歳半ばの母が
80歳半ばの父(要介護4)を
在宅介護しています。
デイサービス週3回
訪問リハビリ週1回
訪問看護週1回(隔週)
訪問医療週1回(隔週)
ヘルパーさんのみ週1回
3泊4日のショートステイ月1回
最近は大体こんな流れで続けています。
父の認知症が
ちょっとずつ
ちょっとずつ
悪化しているようです。
前回父のことを書いてから
8ヶ月も経ってしまいました。
その間にあったことを
ざっとまとめて箇条書きで書きます。
細かい部分は多少記憶違いがあるかもしれません。
ご了承ください。
●数ヶ月前
ショートステイから帰ってきた父が
その後1週間近く
(家の)ベッドから
起きられなくなった事がありました。
ショートステイで神経を使い
疲れてしまったせいなのか
本当に体調が悪いのかわかりません。
それでなくても
軽い右麻痺でまともに歩けない父。
1週間も寝込んだら
筋肉も衰えるし
認知症も進んだ感じがします。
●パニクってる母から電話が来ることが
何度もありました。
父が薬を口に含んだままで
飲み込まない。
どうしたら良いだろう?
とか
父が大声で怒鳴りだして手に負えなくなった
など。
父に食事だか薬を飲ませようとした時に
父が母の手を思いっきり掴んだそうで
痛い、痛いと泣きながら電話がきたこともありました。
(実際母の腕には父が掴んだことによりできたアザがあります。)
●父のお世話で無理な姿勢を繰り返し
腰痛がひどくなってしまった母。
それを理解できる時と
できない時がある父。
母はあまりに酷い腰痛に耐えられず
泣きながら電話が来たこともありました。
母は接骨院に通っているのですが
昼間行っても
父のお世話で無理な姿勢をするせいで
夕方にはまたすぐ腰痛が出てしまいます。
接骨院の先生の見解では
母の腰は長い長い年月をかけて
ちょっとずつちょっとずつ曲がったものだから
治らない、と言われたそうです。
私が見てる限りでは
父のお世話をするようになってから
急激に曲がったけどね。
●母の腰痛があまりにも酷いので
母の腰の静養のために
父には
老健(介護老人保健施設)に入所してもらうことにしました。
2019年5月28日のことでした。
その間に母の腰を
整形外科でも見てもらおうと提案したのだけれど
「接骨院で○○と言われたから。」との一点張り。
セカンドオピニオンがどうとか
東洋医学と西洋医学は違うからとか
説得はしたけれど
理解してもらえず。。。
でも最終的には
父が老健にいる間は母の腰痛も緩和されてきているので
父が自宅に戻ってきて
腰痛がまた酷くなったら整形外科に行くってことで決着。
父が戻ってから様子を見つつ
整形外科でも診てもらおうと思います。
●父が入所中
認知症の症状があまり出てなくて
わりとしっかりしていた時
“早く自宅に戻りたい。”
“母のそばにいたい。”
母にそんな事を言ったそうです。
在宅介護していると
大ゲンカしてしまうけど
それでも“母のそばがいい!”、と
父が言ったのだそうです。
父が老健にいればいるで
週に何回も通ってしまう母。
行かなくてもいいのに
父のことが心配なのだ。
老健サイドで
次回○○を持ってきてほしい、とか言われると
生真面目な母は
頑張ってすぐに届けに言ってしまう。
それでなくても数日に一回は行っているのに。
父が老健に入所していると
腰痛は緩和されるけれど
母は通所の疲れが出てしまう。
「(父のところへ行くのに)もう疲れたよ。」
母はぐったりしながらそう言った。
父の対処の日が決まりました。
6月28日。
入所からちょうど1ヶ月。
母は嬉しそうだった。
夫婦って不思議だね。
だって
パニクって電話来る時って
本当に切羽詰まってる感じだし
またあんな思いしなきゃならないんだよ?
嬉しそうな母を感じて
夫婦の絆の不思議を感じた。
退所数日前。
母から何だかんだと頻繁に電話がかかってきて
合計3時間!!
要件は
在宅介護のサービス利用の見直しをすることになったこと。
その話が一番長かったと記憶している。
ちなみに
サービス利用の見直しは
今までの訪問リハビリを
リハビリ付きのデイサービス(デイケア)に
変えることになりました。
今までのデイサービス週3回→週2回
リハビリ付きデイサービス→週1回
訪問リハビリ→中止
これが変更箇所です。
父が退所した6月28日。
昼過ぎに老健に行き
退所の手続きを済ませ
父、母、私で実家に戻った。
自宅で父は
ダイニングにうつ伏せしていたのですが
どんどん深くなっていくので
私がいるうちにベッドに連れて行きました。
父はそのままずっと寝てしまったそうです。
とはいえ
パニックになった母から
すごい剣幕で電話が来たのは
数日も経たない日であったけどね。
昨年10月から約8ヶ月間の様子を
ざっと駆け足でお伝えしました。
さて
これから事件が勃発します。