2006年6月9日

困ったデカイバイクの話

   

私のマンションの駐輪場は、駐輪スペースにバイクと自転車が混在して止まってる。
ここは○○さん、そこは××さんとか一台一台の場所が固定で決まってないので、とても気軽に利用できる。
ある日、私は自転車に乗るために駐輪場に行った。
私の自転車の右隣には、カバーをかけた大きなバイクが止まってた。
その向こうはガラガラだった。
私の自転車の左隣には普通の自転車が止まってた。
その向こうは超密集地帯。。。
そして、この左右の自転車&大きなバイクにあまりに窮屈に挟まれた私の自転車は取り出せなくなっていた。
この大きなバイクを動かせればいいのだが、か弱い(?)私の力ではピクリともしない。
押したり、引いたり、ハンドルを動かしたりした結果、「力ずくで出すしかない」と結論を出した。(←無理だとおもうんだけど…(^_^;))
“うりゃぁ~!!!”
心の中で叫ぶ私。
ゴタゴタやっていると、後ろから
「すみませぇ~ん」
の声が・・・
「隣、私のなんです。」
と女性がエントランスの方からやってきた。
私「あっ、これですか?」
と左隣の自転車を指差した。
女性「はいっ!」
この女性も自転車が出せなくて困っていたのだろうか?
女性「もう、このバイク・・・(重くて動かせないから)困っちゃいますよねっ!」
考えた末、この大きなバイクを二人で少し動かそう!と意見が一致した。
1人では動かせなかったが、2人いれば少しは動かせるであろう。
二人「せぇ~のっ!」
バイク「ピロロピロロピロロ~~~
迷惑かけてるバイク君、盗難防止装置っすか!?
んなものつけなくても、女子(おなご)二人じゃ、到底動かせないッスよ!(ノ_-;)ハア…
この駐輪場を利用するには、管理会社のシールを(部屋番号を明記して)貼っておかなければならない。
なので、その管理会社のシールで持ち主をチェックしてやろうとバイクのカバーを少し外してみた。
真新しい綺麗なバイクだった。
シールつけてないね、これじゃ。┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
女性「私のを何とか出しますよ。」
この隣の女性が何とか無理やり出してくれたので、私の自転車もやっと取り出すことができた。
不幸中の幸いってやつで・・・
左隣の自転車の持ち主がきてくれて助かりました♪C=(^◇^ ; ホッ!




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