膀胱瘤患者の子育て

出産により、膀胱瘤(ぼうこうりゅう)になってしまったfirstです。
膀胱瘤とは、膣から膀胱が出てきてしまう病気です。
私は出産の際
赤ちゃんが大きくなかなか出られなかった為
力みすぎたことがいけなかったようです。
加えて
出産直後の便秘により
便秘解消のため力んだことで
膀胱は完全に体の外に出てしまいました。
およそ2年経った今も
漢方薬と運動療法で治療中です。
腹圧をかけてはいけないので
日常生活や子育てにおいて支障が出ています。
主に下記のようなことです。
【抱っこ】
息子は大の抱っこ好き♪
しかし、抱っこはあまりしないように
先生に言われています。
約2年の時が経ち
だいぶ回復したとされる今でさえ
つい最近こんなことがありました。
息子にせがまれ
やむなく抱っこひもで抱っこして近所へ買い物をした翌日
それまで快適だった膣のあたりに違和感を感じました。
前日の抱っこにより膀胱が下がってしまったようです。
何も知らず抱っこをせがむ息子。
ベビーカーに載ってもらおうと頑張りましたが
全然ダメ!
仕方ないので頑張って抱っこひもで抱っこしてましたが
もう限界。
腕で抱っこして休み休みして外出先から帰ってきました。
その翌日。
私は床から立ち上がる度に
膣に何かがぶら下がるような違和感を感じました。
家の中を歩くだけなのに
膣から何かがでてきそうで
自然と内腿に力が入り
股が気持ち悪かった。
膀胱を更に下げてしまったようです。
これは、
抱っこにより
症状を悪化させてしまった一例です。
私の息子は抱っこが人一倍大好き♪
もうじき2歳なのに
いつも抱っこ、抱っこ♪
でも上記のような事があったりなどで
抱っこして歩きたくないこともあります。
息子には、息子が理解出来そうな範囲内で
説明するようにしています。
健康なママでない自分が悔しくて
息子の抱っこの要求に応えられない自分がもどかしくて
涙が出てくることもあります。
【お風呂】
息子のお風呂を
私が入れてあげる事ができません。
乳児や幼児をお風呂にいれるのって
重労働、つまり多大な腹圧がかかるのです。
主人の帰りは大体10時~12時。
(主人の食事は家で食べます。)
息子のお風呂を真夜中に入れるのを余儀なくされています。
息子が完全に寝て、主人が出てきて
片付けものをすませたあと
私のお風呂になります。
時間にすれば、夜中12時~2時。
(食器などの洗い物は主人がやってくれる事もあります。)
【衣替え】
衣替えの季節になっても
衣装ケースを持ち上げることができません。
衣類でいっぱいになった衣装ケースを持ち上げるには
多大な腹圧がかかりますから。
【歩く、走る】
早く歩けるようになった息子を
走って追いかけることはできません。
私自身は、今は早歩き程度の速度なら
歩けるようになりました。
【自転車】
子どもが大きくなり、ママ友達は電動自転車で行動し始めました。
しかし、私は断念しました。
私の近所はとにかく坂が多いのです。
自転車を漕ぐとき、特に昇坂は腹圧がかかります。
突然何かが飛び出してきて急ブレーキをかけたとき
どうなる??
先生にも相談しましたが、好ましくないとの回答でしたし。
息子よ、他のお友達より行動範囲が狭くなってしまってごめんね。
【階段・エスカレーター】
ベビーカーで移動中、階段しかないことって結構多いです。
ベビーカーに息子を乗せたままベビーカーを持ち上げると
腹圧がかかりすぎるため、階段を使えません。
エスカレーターも、息子を乗せたままでは
重すぎて、腹圧がかかり支えきれません。
【公園】
息子と公園などの遊具で遊ぶとき
息子にしてあげれないことがあります。
例えば、横幅の広~い滑り台。
子供を抱え、滑ってるママを見かけます。
でも私は自分でスピード調整できる
幅の狭い滑り台しか
滑ることができません。
地面についた時にかかる腹圧が怖いから。
【花粉症】
花粉症の私。
くしゃみをなるべくしないように心がけなければいけません。
くしゃみの時の腹圧で悪化させてしまわないように。
【咳風邪】
以前、咳風邪をひいて
回復傾向にあった膀胱が
少し落ちてしまったことがあります。
咳風邪はご法度です。
【ジャンプ】
幼児体操って“ぴょんぴょん!”っと
縄跳びのように飛び跳ねることがよくあるんです。
そんなことしたら、間違いなく再び膀胱は落ちます。
息子を幼児体操に参加させてあげたいけど
ママも一緒に体操ってなったとき
どこまで一緒にやってあげられるのだろうか?

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    One thought on “膀胱瘤患者の子育て

    1. 大変なんですね(*_*)
      そんなにつらいとはわからなくてごめんなさい。
      なにをするにも慎重が要求されますね。
      いまのわたしにはなにもできないのが悔しいですけどいつでもはなしはきけるのでメールくださいね。

    2. ☆☆テディさん☆☆
      ありがとう。
      あとどれくらいかかるのかわからないのが辛いところです。
      本当に治るのか不安になることもあります。

    3. firstさん、
      こんな状態でホントに大変です。
      ただネットの友達だけど、チャットしたい場合はいつでもメールくださいね。
      ちなみに
      日常にできるだけ10:00、11:00前に寝てください。
      そして、運動は大切だと思います。
      徐々に回復できる自信を持て、ね

    4. ☆☆tixyouさん☆☆
      私のことを心配してくれてありがとう。
      お腹に力を入れられないって、本当に不便です。

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