療養型病院(B病院)へ面談に行ってきました。(2020年3月11日)
綺麗で清潔な感じなところでした。
入ってすぐのところに
簡単な打ち合わせが出来るスペースが作られていて
そこでその病院の相談員さんから
病院について説明を受けました。
まずは父の現状。
新型コロナウイルスの関係で
緊急入院した今の病院側からお見舞いを断られているので
父の現状を知れたのは良かったです。
父の肺炎は
もうすっかり治りました。
ただ
嚥下(飲み込み)ができなくなってしまい
食事を取ることができません。
この前も入院先の病院でそういう話はありましたが
もしかしたら入院中に回復して
流動食だけでも
口から食べられるようになったら、、、
と僅かな期待を持っていましたが
無理だったようです。
父は今
鼻から管を通して栄養を摂取しているので
その状態を続けるか
胃ろう(胃に穴を開け、管を通し、そこから栄養摂取)するか
しかないようです。
今回面談に行ったB病院。
療養型病院という事で
病院だけれども
もし父が風邪をひいたりしても
対処療法(症状を抑える)はしても
治療はしないのだそうです。
入院中、もしまた脳梗塞が起きたとしても
救急車を呼ぶこともない。
父が自然な形で
心穏やかな状態で最期を迎えられるようにするところだそうです。
リハビリは週3回。
リハビリといっても
実際には
マッサージに近いもののようですが。
父は基本寝たきりの状態であるため
入浴は機械浴となるようで
そのせいなのか
誰もそうなのか
その辺がわからなかったですが
機械浴入浴は月一回。
清拭が週2回。
がん患者さんの緩和ケア病棟もあり
緩和ケアの方も同じ病棟にいることもある
ということでした。
これらの話を総合すると
父の寿命もあと1〜2年ってところ???
のようです。
この後
先生からのお話があるということで
ロビーで待っていました。
母の手が震えていました。
父の寿命が近いと察したからなのでしょう。
呼吸器科の先生からお話を伺いました。
肺炎は、日本人の死亡原因の第3位となっていること。
高齢者の肺炎の多くは誤嚥性肺炎であること。
今回父は運良く回復しましたが
そのまま帰らぬ人になってしまうパターンが多いそうです。
父は脳梗塞を2回患っているので
脳からの指令が行き届かなくなることで
飲み込みがうまくいかなくなり
誤嚥性肺炎を起こすリスクは高かったようです。
面談の帰り
母は
「この病院は、死ぬのを待つばかりってところだね。」
とちょっと不機嫌そうでした。