2009年8月11日

地震が招いたひと夏の思い出

   

昨夜(8月9日)午後8時ちょっと過ぎ。
家族3人で外出先より帰ってきたときでした。
マンションのエレベータ前まできて
上へ行く表示ボタンを押そうとしました。
とすると・・・
何階かを表示するボタンも上下のボタンも
すべて消えてます。
「ん・・・??」
しらばっくれてボタン押してみたけど
やっぱり点きません。
「部屋に入れないじゃん。」(゚◇゚)~ガーン
警備会社に電話をしてみました。
すると
少し前に東京に震度4の大地震があったそうで
東京のあちこちでエレベータが止まるなどの被害が多発していて
警備会社はその対応に追われている最中でした。
地震があった時間は
我が家はちょうど帰る途中で
おそらく商店街をテクテク歩いていた頃。
地震に全然気がつきませんでした。(・・。)ゞ テヘ
警備会社の人は
私たち家族がもうすでにエレベータ前にいるとのことで
スタッフをすぐに現地へ行かせてくれようとしてくれました。
しかし震度4の被害があちこちででてる真っ最中。
スタッフは全員ではらっていて
何時に我が家のマンションへつけるか
皆目見当つかないとこのこと。
「1時間かかるか…2時間かかるか…」
どこかで時間を潰していてほしいといわれましたが
1歳3ヶ月の息子を抱え
この時間に一体どこへいく?
駄目もとで一応警備会社へ言ってみました。
私「あの~、個人的なことで申し訳ないのですが、1歳ちょっとの赤ちゃんがいるので
もう寝かしつけなければいけないので…」
警「あー、それはそうですよねぇ。」
その言い方が紳士的で
こちらの状況をよく理解してくれた感じで
(大変ですね。こちらも最善をつくします。)
と言ってくれたかのように感じました。
私「あの、ホントに個人的なことで申し訳ないのですがよろしくお願いします。」
警「はい、わかりました。しかしもう少しお待ちください。」
仕方ないので
頂きもののカットスイカを食べてることにしました。
はい、もちろん。
マンションのエントランスで!ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ
このカットスイカは、
帰る途中に寄った地元のスーパーで
親しくしてくれてるレジのおばちゃんが
我が息子に実費で買ってくれたものです。
おばちゃん、どうもありがとう。
お陰で今こんな状況に耐えることできるし
今年の夏の良い思い出ができましたよ♪
スイカが食べ終わる頃
真向かいのマンションに住む
息子と同じ年月産まれの赤ちゃんを持つママと会いました。
そちらのマンションのエレベータは普通に動いてたそうです。
しばらく雑談していたら
我がマンションの同じ階に住む人が
非常階段で降りてきました。
中から出られるけれど
外からは入れない非常階段なので
ドアに隙間を空けてきてくれているとのことで
この方のおかげで我が家は部屋に入ることができました。
部屋に入ると
警備会社から電話が入りました。
時間は午後9時過ぎ。
警備会社が管理会社へ連絡を取り
その後大家さんへ連絡をとり
大家さんがマスターキーで
非常階段を開放してくれるよう
手はずを整えたとのお話でした。
私は警備会社へお礼を言い、
大家さんのところへ向かいました。
マスターキーを持った大家さんと
すぐに会うことができました。
私は何度もお礼というと
大家さんは
「またこんなことがあったらウチへすぐ連絡くださいね。」
と笑顔でおっしゃってくださいました。
一時はどうなることかと思ったけれど
警備会社の方の機転な動きや
優しい大家さん
みんなのお陰で
一時間ほどで
我が家は無事に部屋に入ることができました♪




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