2019年7月27日

父の認知症と母の疲労

   

毎日のようにかかってきた

母からの電話。

あの逆ギレ以降

次に電話が来たのは

1週間から10日程経った日でした。

何事もなかったかのように

話をしました。

 

その数日後

私は息子(小5)と実家へ行きました。

書類の確認やら買い物やら

母に頼まれた用事を済ませていると

父がデイサービスから帰ってきました。

足腰がすっかり弱ってしまい

シルバーカーを使っても

腰が落ちてしまい

フラフラで

なかなか前に進めません。

息子が

シルバーカーのタイヤの向きを直してあげると

「ありがとう!」

父は言いました。

認知症の状態によっては

手をあげたり怒鳴ったりしてしまう父だけれど

この時は

体はこんなにフラフラでも

脳の方は穏やかモードだったようで

なかなか難しいですね。

 

私と息子が帰るとき

いつもなら

「ご苦労様」

と言って見送る母。

だが

この日は

こう言った。

 

「ありがとね。」

 

宅急便屋さんが

荷物を届けた時に言われる言葉で

一番嬉しいのは

“ありがとう!”

という事を聞いたことがあるけれど

宅急便屋さんの気持ちが分かる気がしました。

 

いつもは

「じゃ〜ね〜。」と

そそくさと玄関を出て行ってしまう私だが

この時は

バイバイの手を振ってきました。(^-^)

 

更に1週間後。

ケアマネさんとの話し合いのため

実家に行きました。

 

ケアマネさんの話では

何とかっていう認知症度の検査で

父は昨年より

少し悪化しているという結果が出たそうです。

ただ体調に波がある父なので

また違う日にやったら

また違う結果が出る可能性もありますと

フォローはしてくれました。

私が感じている限りでは

その結果は間違ってないと思いますけどね。

 

最近下腹が痛いという母。

腰が90度に曲がってしまい

内臓が下に、下に押されているからではないか?

と個人的見解を述べました。

母もそれには同意してくれたので

隙間時間にちょこっと背伸びするとかしたほうがいいと

話しました。

先日あるお医者さんでも

同じようなアドバイスを受けたそうです。

昨年腸閉塞で

緊急手術をした母。

おそらくその腸閉塞も

腰が曲がった事が

誘発の一つの原因だったと思っている。

背が高くて背筋がピッとしていた母の姿は

もう、、、

ない。

 

私が実家から帰る時

この日の母は以前のように

「ご苦労様」

と一言でした。

(^◇^;)アハハ

そうだよね。

この日の私は

買い物も頼まれてないし

書類のチェックもなかったし。

まーね。

長年使い慣れた言葉が一番良いのかもしれないね。

 

父はデイサービスから帰る時

「お母ちゃんのところへ帰れるの?」と

嬉しそうにする事があるそうです。

でも自宅では

母を怒鳴りつけたり

母の腕を力ずくで握りしめるために

母の腕にはアザが複数あったりしています。

母への甘えだったり

認知症の症状が強く出ている為なのでしょう。

母は声が大きいので

父は怒鳴られていると勘違いして

母を怒鳴り返してしまうことも

あるような気がしていますが

母が大変なことは間違いないです。

 

夜母から電話かかってきた時

普通に話をしていた母でしたが

段々と

ブログには書けない恐ろしい言葉が出始まりました。

また逆ギレパターンにならないように

母の会話を遮るようにして

話題を変えてしまいましたけどね。

(ー。ー)フゥ

 

 

 

 

 




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