昨日、
息子(4歳2ヶ月)を保育園に迎えにいき
歩いて帰る途中。
いつものように息子が「飴を舐めたい。」と言うので
息子のお気に入りののど飴をあげた。
息子はいつものように喜んで口へ放り込んだ。
飴を舐める息子と
ビルの隅でしばしおしゃべり。
再び歩き出し
何十歩か歩いた時
息子が突然ものすごい大声で泣き出した。
ビックリした私。
咄嗟(とっさ)に
息子が飴を丸のまま飲んでしまったことを察した。
苦しそうに泣きじゃくる息子。
背中をトントンしたけど
状況は変わらず。
だったら胃の中へ流し込んでしまえ!と
すぐそばの自動販売機で水を買い
水を飲ませた。
でもまだ「この辺にある。」と
食道のあたりを指差す。
飴だからそのうち溶けちゃうだろうけど
食堂のあたりに
何かが引っかかってる気持ち悪さは私も理解できるし
今何か
息子を楽にしてあげられる方法はないだろうか??
そうして私は
保育園に戻ることにした。
電話でアドバイスを受けることも考えたが
保育園なら誰か先生に助けてもらえるだろうし
息子も保育園という空間の中で安心できるかも!?
息子を抱っこして
保育園へ急いで戻った。
息子は大声で泣き叫びつづけた。
保育園へ着くと
去年担任だった先生がいて
事情を把握すると
事務室へ入っていき
園長先生が出てきてくれた。
状況を把握すると
喉に飴を詰まらせたのを取るのが上手な先生がいると
園長先生が
事務所に居た先生を呼んできてくれた。
その先生が息子の喉をみてくれたけど
喉には飴は詰まってない、とのこと。
園長先生も
喉に詰まっていたら
息できなくて
こんなに大声で泣けないですもんね、と。
でも食道あたりに詰まってるのかもしれないね、と
今度は背中を強くトントンしてくれた。
でもまだ
食道のあたりに違和感を感じるという内容を
訴える息子。
先生が小さな紙コップを持ってきてくれて
その中に水を入れ
水を飲ませた。
そうこうしてるうちに
息子も落ち着きを取り戻し始めていた。
園長先生から
飴を舐めさせるときは
のど飴のような固いものでなく
簡単に形が崩れる
いちごミルクのようなものが好ましいと
アドバイスを受けた。
いつしか息子もすっかり落ち着きを取り戻した。
飴を喉に詰まらせた、というより
喉はスルーして
食道に渡り
食道で詰まったかスルーしたかわからないけど
食道に感じる違和感に
ビックリしたようだ。
とにかく
大事に至らないで良かった、良かった。
私もこの時は
頭が真っ白になることはなかったけど
家で息子と二人きりのときに
こんなことが起きて
本当に喉に詰まってしまったら・・・と思うと
とても不安な気持ちになった。
子育てにおける「ヒヤリ・ハット」を経験した瞬間だった。
2012年7月20日
飴を喉に詰まらせた話
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