2005年12月21日

太ったバスの運転手の物語

   

都内のあるローカルバスに乗った。
時々利用しているこのバス。
発車するときは「発車しまーす。」
バス停が近づくと「次、○○(←バス停名)」
乗客がボタンを押すと「次止まりまーす。」
その他「お降りの方いらっしゃいませんかぁ?」などなど・・・
運転手さんは小さなマイクをつけて、運転しながらアナウンスをしてくれる。
テープでのアナウンスも流れるのだが、こんな親切なローカルバスでのこと。
今回乗ったこのバス。
運転手さん、、、とっても太ってた。(+_+)
それはまぁいい。
バスに乗ったら、
何かね、
いつもよりちょっとスピード速いみたい。
時間に遅れてるのかな?
私が乗ったバス停には時間どおり来ていたが。
すると、突然運転手は叫んだ。
「あぁーーーーっ!!!」
急ブレーキ!!!!
横断歩道の真中でストップ。
スピード出しといて、急ブレーキですか?
何とか難を逃れ、バスは無事発進。
そのあと太った運転手さんはこうつぶやいた。
「あー、疲れたぁ。」
運転手さんはマイクつけてるから独り言も全部マイクが拾ってくれちゃうの。
そしてまたつぶやいた
「あー、疲れたぁ。」
お疲れなのに、スピードあげて大丈夫ですか?
そんな私の心配を知ってか知らずか、
左折する交差点に差し掛かると、
バス前に出すぎ。
ここ左折だよな?
そんな感じ。
そして、すごい大回りで左折!
(だっ、だっ、大丈夫か~? この運転手?)
(あー、神様ぁ~、無事に着きますように・・・)
マニュアル通りと思われるアナウンスはきちんと感じよくこなしているこの太った運転手。
でもやはり、気になるのよ。
だって、お次はこれ!
太った運転手さんは、指か何かでリズムを取り出したのよ。
トントン・トン・トトン・トントン・トン・・・
ちょっと、ちょっと、運転手さん。
あなたの雑音、独り言すべて車内アナウンスしてることに気がついてないんですか?
ちょっとドキドキしながら、
事故らないことを祈りながら、
落ち着かない面持ちで目的地を待つ私。
はぁ~~~
良かった
バスは無事、目的地到着!!C=(^◇^ ; ホッ!




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