息子の「学校に行きたくない!」。
昨年10月にとうとう私の方が耐えられなくなった。
お友達とは楽しくやっているし
5年、6年の担任にも恵まれた。
何が問題なのか?
よく愚痴っているのは
(担任がではなく学校全体の風潮として)
同じことをやっても
先生によって怒られたり褒められたりする。
ふざけて怒られる子がいると
ちゃんとやってる子も連帯責任を負わされる。
常にルールでガチガチに固められ
なぜそのルールがあるのかを問うと
満足のいく回答をしてもらえない。
そんな日常生活における
小さなストレスの積み重ね?!
息子は学校に行く時間になると
腹痛を起こすようになっていった。
12月のある日
腹痛で1時間トイレから出られなくなったこともあった。
こんなに酷いのはこの日だけだけれど
学校に行く時間になるとお腹が痛くなる。
家の中でうずくまってしまう。
息子自身もコレと言った原因が思い当たらない。
整腸剤を継続的に飲ませてたけれど
効果はない。
学校に行くこと事態が
息子にとってストレスになってしまっているとしか考えられない。
それでも学校に行ってしまえば
「楽しかった♪(学校に)行ってよかった♪」
と帰ってきたりする。
学校に行きたくない原因がはっきりしている日もあった。
(原因)担任でない授業にて。①
その教科の先生Aが換気をしてくれない。
(原因)担任でない別の授業にて。②
その教科の先生Bがマスクを前に伸ばし
大声で話す。
一番前の席の子に飛沫がかかる。
(原因)ある日の休み時間。
職員室でマスクをしていない先生がいた。
(原因)寒い冬の日。翌日体育の授業がある。
半袖・短パンで昨年風邪ひいてしまった。
今年は受験があるから風邪ひきたくない。
この体育着に関しては、
担任から校長へと話が上がり
親から連絡があった場合
体育の授業の際
ピステ(スポーツ用防寒着)を上下着用して良いことになった。
給食先生が変わってから
不味くて食べられなくなった
給食の件もある。
冷えているスープは
いろいろあり少し改善されたようだけれど
別の問題勃発。
給食のスプーンやフォークが汚れていて
削ると剥がれるという。
担任と連絡をとって
マイスプーンとマイフォーク、マイ箸を持参するようにした。
給食先生は、自然劣化だというけれど
擦ったら削れるほど劣化してるものを使い続けて大丈夫だろうか?
息子の話では
フォークのギザギザの隙間に汚れが残ってることもあるらしい。
しかも、このコロナ禍。
衛生面が、、、、
給食ネタ、その他まだあるけど省略。
年が明け、、、
あと数週間で受験本番となった。
コロナ予防のために学校を休むと欠席に扱いにはせず
出席停止扱いにしてくれる制度を利用して
数日学校に行ったあと
受験が終わるまで
学校を休むことにした。
自分は感染してなくても
誰かの濃厚接触者にならないとは限らない。
学校のコロナ対策への不信感を持っている息子。
「感染したくない。」
泣きながらそう訴えた事もあったしね。
受験が終わり
学校へ再び行き始めた。
すると、、
多少の学校行き渋りはあるものの
随分と改善した。
どうも
他の子供たちも
実は息子と同じことを感じていたようで
マスクをずらすB先生には他のお友達が先生に指摘したり
給食も「不味い!」って声が大きくなってきたらしい。
最後の最後になってやっと気づいたのかな?
息子が感じているのは
“みんな受験終わるまで静かにしてたみたい。”
以前
先生に正論をぶつける息子に対し
「(受験の)内申に響くよ。」と忠告してくれた子もいたらしいのでね。
ちなみに息子のクラスは
半数くらいの子が中学受験だったらしい。
息子が学校行く時間になると腹痛を繰り返していた頃
担任が言ってくれた言葉
「学校には
もし来れるようだったら
来てもらえれば構いませんので。
何時でも構いませんので。
午後からでも構いませんし。
来てもらえたら、私も嬉しいので。」
そう言ってくれたことが
私の気を楽にしてくれた。
「学校に行きたくない!」が全くなかったのは
小学1年の時と5年の時だけ。
あとは大なり小なりあった「学校に行きたくない!」。
今感じているのは
「学校に行きたくない!」ってなった時
その原因を一つ一つ取り除いてあげること。
不安を取り除いてあげること。
それが大事なのだと。
これは2年生の時の学年主任から指導されたのだが
いろいろ経験して
この指導が一番的を得ているように感じている。