義父が意思表示できるうちに一目会いに
主人がひとりで行ってきました。(2020.10.10)
病室(個室)からラインで
ビデオ電話してくれました。
目を閉じたまま
弱々しそうにベッドに横たわっている義父。
息子が
「おじいちゃ〜ん!●●(息子の名前)だよ!」
と声をかけると
病室の機械音の中からわずかに聞こえた
言葉にならない声。
それが義父の返事。
事前に義姉と主人で打ち合わせし
病室では
義姉と主人が楽しくおしゃべりしてきたそうです。
そうすることで
横たわっている義父がじっと会話に耳を傾け
家族3人が賑やかに過ごしている雰囲気を作りたかった、と。
主人が帰る時
「そろそろ帰るよ。」と伝えると
ベッドに横たわっている義父は
大きく首を横に振ったそうです。
「それが “まだ帰らないでいてくれ!”
と言う意味なのか
“わかったよ。”
と言う意味なのか
どちらかはわからないけどね。」
主人は苦笑いを浮かべていましたが
きっと
義父のことだから
後者の
“わかったよ。”
なんだろうな。
きっと
“気をつけて帰れよ!”
って言ってくれたんだよ。
そう、信じてる。
主人はその日夜中に自宅に帰ってきました。
弾丸日帰り帰省!
義姉から聞いた
今回の入院のきっかけはこうだった。
トイレに行こうと立ち上がった義父は
ベッドに戻ることが出来なくなった。
義姉1人では義父をベッドに戻すことが出来ず
知り合いの方にきてもらって無事ベッドへ。
その後
またトイレへ行った義父。
またベッドに戻れなくなった。
今度はケアマネさんに来てもらい
ケアマネさんの判断で
救急車で病院へ。
検査の結果
特に病気が見つからない義父。
本来ならば
別の病院へ転院しなければならないそうですが
病院側の配慮なのかよくわからないのですが
義父はこのまま
心不全でお世話になっていたこの病院で
最期を迎えることが出来ます。