2017年12月10日

今年も ❝学校に行きたくない❞?!(やる気ある子とやんちゃな子)

   

3年生から始まった

理科の授業。

11月現在、

その理科の授業が

10時間位遅れてるそうだ。

 

理科が大好きな息子。

夏前は

時間割をそろえていると

「ヤッタ!理科があるよ!」と楽しそうだった。

夏休みが終わり

その言葉を聞かなくなった気がする。

 

クラスのやんちゃな子が騒ぎ出し

授業の時間が

先生のお説教で終わってしまう事もあるらしい。

 

 

去年の学校行きたくない事件の時は

授業(特に算数)の半分が説教で終わってしまう事が

苦痛に感じていた息子。

理科は丸々1校時分つぶれても大丈夫なのかな?

成長したのかな?

 

息子はやんちゃな子と仲が良い。

真面目なだけのクラスより

やんちゃな子がいたほうが笑いがあって楽しい、

と言っているので

特に心配していなかった。

 

とっても大好きな理科。

息子は、

やんちゃな子の注意で授業が遅れることへの不満が

徐々に募っていった。

 

息子は家で不満をぶちまけるようになった。

どうしてやんちゃな子(やる気のない子)のために

やる気のある子の授業時間を割いてしまうのか

やる気のある子には授業をしてほしい。

 

やる気のあるお友達同士では

「嫌だよね。」

「そうだよね。」

と軽く会話をするようだが

先生に直接伝えてはないらしい。

 

先生に自分で言うように言っていたけど

なかなか難しいみたい。

 

このままでは

また “学校行きたくない病” になってしまう。

学校に行きたくない病になる前に手を打たないと、ね。

 

息子のクラスは

担任(新人の先生)と

副担任(ベテランの先生)がいる。

 

担任と連絡を取って

その両2名の先生と

息子と私で話し合うことにした。

 

先生たちは

理科の10時間の遅れについては

天気によるものなので心配ない、との事だった。

天気により実験が遅れ

授業もそれくらいの遅れが出るのは

想定内なようだった。

やんちゃな子について。

副担任は若いころ大声上げて授業していたそうだ。

その副担任が言った。

“やんちゃな子より大声張り上げて授業はできない。” と。

息子はやんちゃな子と仲良しなので

「静かにしようよ!」など声をかけてほしい、という。

 

そして

副担任にいろんなことを話しかけてきてほしい、という。

クラスの事でも

息子の好きな電車の事でも

愚痴でもなんでもいいから

話しかけてきてほしいと言った。

「先生、何かむかつく!」でもいい、と。

実際

「先生、なんだかムカつく!」と

副担任に話しかけてくる子もいる、と言っていた。

 

翌日

息子はスクールカウンセリングを

自ら申し込んだ。

しかし

学校行事などのために

スクールカウンセリングの日程は

12月中旬。

半月以上も先であった。

 

12月に入ってすぐ

私は高校の恩師と会う機会があった。

幸運なことに

恩師は私の隣に座った。

恩師に息子の今回の件を相談した。

 

恩師は言った。

騒いでしまう子を注意するよりも

やる気がある子の気持ちを優先すべき。

やる気がある子の授業を受ける権利を奪うことは許されない。

その他アドバイスをくれた。

先生、ありがとうございます!!!!

 

その数日後。

息子が泣きながら学校から帰ってきた。

「もう学校に行きたくない!!!!」と。

「どうした?何があった?ママはいつだって〇〇(息子の名前)の見方だよ。話してごらん。」

息子の話を聞いた。

この日の息子は荒れていた。

こんな息子を見たことがなかった。

 

これならサッカーの練習も

怒りに任せて強気のサッカーしちゃうかも?!

おっ、良いプレーできるかも?!

なんて

思った私が甘かった。

 

息子はサッカーの練習に行かなかった。

だからといって

家で大声張り上げられても困るのよ。

 

学校に電話をした。

担任と話した。

 

このままだったら

息子は冬休みが終わったら

間違いなく登校拒否になってしまう。

去年も同じようなことがあったけど

今年は息子も成長して

我慢している部分もある。

私は親だし

去年同じようなことがあったからこそわかる。

このままだったら

息子は登校拒否になる、と。

 

そもそも

やんちゃな子を注意するよりも

やる気のある子の気持ちを優先されるべきではないか?と。

 

学校なのに

やる気がある子の勉強する権利を奪って

やんちゃな子を注意ばかりしていたら

優先順位が逆ではないか?と。

 

高校の恩師からアドバイスされたことも伝えた。

やんちゃな子を注意するのに時間がかかってしまうときは

どうしたらいいか

恩師に聞いた例を伝えた。

「なるほど。」とうなづいていた。

担任には目にウロコだったようだ。

 

私が担任と話しているのを

そばで全てを聞いていた息子。

息子の気持ちを伝えていた時は

「そう、そう!」と大きな声でうなづいていた。

 

担任は新卒だけれど

一生懸命やっていることは認めるので

キツイ言い方もした部分もあるが

時には笑いながら話した。

 

最後は

「いろいろ大変だとは思いますが、よろしくお願いします。」

と担任にお願いした。

 

電話を切ると息子は笑顔でこう言った。

「やっぱりママだね!〇〇(息子の名前)の気持ち、よ~~~くわかってるね!」

 

この電話をきっかけに

息子はいつもの穏やかな子に戻った。

 

そして次の日は

元気に学校へ行った。

 

夕方には

担任から電話が来て

この日の息子の様子を教えてくれた。

 

息子が帰ってきてから話を聞いたけど

担任と息子とでは

印象が違うのね。

まっ、いいよ。

 

ちょっと様子見るよ。




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