昨秋
父が脳梗塞で入院し
今年2月退院してから
初めて
父の孫たちが勢ぞろいしました。
と言っても
孫は3人。
私の小1の息子のほかは
高校生と中学生。
年齢に開きがあるので
3人の孫同士が
仲良く戯れて遊ぶことはありませんでした。(^^;)
しかし
私の息子が中心となり
お家(実家)でボール遊び。
父はそれを楽しそうにみていました。
総勢9名でイタ飯屋に食事にも行きました。
バリアフリーの手すりのない階段だったけど
捕まれるものに捕まって階段を上った父。
帰りの下りはみんなで車いすごと持ち上げて
おろしてしまいました。
父は終始ニコニコ笑顔でした。
普段私が車いす押し係で外出するのと違い
今日は
男手が足りているので
同じ外出でも
ちょっとした事で本当に助かります。
pm7時頃
それぞれ実家を後にしました。
pm9時頃
母に電話をかけてみました。
すると
私たちが帰った後
父の脳が混乱を招いていたようだったのです。
母の説明がうまく理解できないのですが
「今日はお風呂に入らない。」ということを
父は理解できない。
もしくは
理解しても一瞬のうちに忘れてしまう。
そんな感じだったようです。
お風呂以外にも何かあったのかどうかはわかりません。
父が怒鳴ったりって事はなかったようです。
母は独りでどうしていいかわからなくなり
動悸が激しくなってしまったようです。
母も決して健康体ではありません。
自分の体への不安を常にかかえています。
その不安からなのか
「こんなに尽くしているのにちっとも分かってくれない。」
そんな気持ちが芽生えてしまったようです。
「お父さんのお世話のために自分はどうなってもいい。」
細かい言い回しは違っているかもしれませんが
そんなことを言っていたこともあるのに。
母の中でも
気持ちのアップダウンがあるのでしょう。
父も
いつも母と二人きりの空間に
子供と孫が7人も押しかけて
一気に帰ってしまい
壊れてしまった脳を刺激してしまったのかもしれません。
感情のコントロールがきかなくなった父は
寂しさのようなものを抱えてしまい
脳が混乱したのかもしれません。
また次同じことがあっても
父の脳が同じように混乱するのかどうかはわかりません。
今日のことは今日のことと教訓にして
今後また勢ぞろいする日には
私たちが帰った後も
父と母が笑って会話ができるように
そのためにはどうすればいいのか
考えていかないといけません。