書こうかどうしようか迷ってたけど
書くことにしました。
——
正月3日目。
年賀状書きなどで
家に一日引きこもってしまったので
夜の散歩がてら
晩御飯は家族で外に食べに行くことにしました。
食事を済ませ帰る途中の事でした。
下り坂を息子と手をつなぎ歩いていました。
息子がいつものように
「『よーいドン』しよう!」と
言い出しました。
『よーいドン』といっても
ほんの数歩バタバタと小走りするだけ。
私は膀胱瘤であまり走れないのですが
トイレに行った直後なら少し走れます。
(先生には走らないように言われています。)
あとは
腕をいっぱい振って
さぞかし走っているかのように
みせかけたり。
この時は
トイレの直後ではなかったけど
体調も回復してきているし
今特にトイレに行きたい感じもないし
数歩バタバタっとするくらい大丈夫でしょ?!
といつものように
「よーいドン」の声に合わせて
バタバタ!
体の中に異変を感じました。
体の中から
生暖かい液体が
尿道を通って出て行きました。
生理の時
急に立ち上がると
ドバっとくる感覚が
尿道から感じました。
尿漏れです。
おりもの専用シートをつけていましたが
そんな小さなものでは
とても支え切れない量だと感じました。
幸いおりもの専用シートの他
厚手のタイツやストッキングを数枚穿いていたので
外まで濡れることはないと信じよう。
生暖かい液体が
ジワッと広がっていく感触。
この気持ち悪さを
ただひたすらじっと耐えるしかない。
「ちゃんと目開けて歩けよ!」
そんな言葉だったように思う。
通りすがりの自転車に乗った男性が
私に怒鳴りつけました。
いつの間にか私は
ひどい尿漏れの気持ち悪さから耐えるために
ギュッと目をつむっていたのです。
息子と手をつないで歩きながら。
自転車に乗った男性の怒鳴り声で
ふと我に返った私。
手をつないでる息子の声が
遠くに聞こえました。
「楽しいなったら、楽しいな♪」
順調に回復してきてるはずの私の体。
今まで「よーいドン」しても
尿漏れがなかったのは
トイレ直後で
膀胱にたまってなかっただけ?
それとも
今回はたまたま年末年始で
体操(運動療法)がお休みになり
しばらく教室に通ってないから?
それとも
悪化したの?
●膀胱瘤(ぼうこうりゅう)
膀胱が落ちてきてしまう病気です。
私は出産により発症しました。
最近は膀胱が落ちてしまうような不快感は
なくなりましたが、尿漏れに悩んでいます。
ある先生のよると、それは回復への
次のステップなんだよと励まされています。
【送料無料】女性なら知ってお… |
2012年1月12日 7:42 PM
はじめまして。いつも拝見させてもらっています。
私もfirstさんと同じ年で膀胱瘤です。
firstさんは膣に触れると丸いものが出てきているのに触れますか?
お風呂などで膣に触れてみると自分が前より悪化したかどうかわかると思います。
この病気は更年期になると悪化すると聞いたので不安です。
尿漏れはつらいですよね。
人にも言えないし・・・
firstさんは旦那さんには話していますか?
私は話すべきか迷っていて・・・
家族だから話してもいいのかな
子育て大変ですが頑張って下さい。
2012年1月13日 4:24 PM
***めろんさん***
はじめまして。
コメント、ありがとうございます。
膣に触れるもの・・・
膀胱が落ちていないか?ということですよね!?
幸い膀胱は大丈夫です。
尿漏れは膀胱がちゃんとした位置に戻ったから
起こるそうです。
膀胱が落ちていれば、膀胱が邪魔をして
尿漏れは起きないそうです。
骨盤底筋体操を続けて、何とかいう筋肉を鍛えていけば
尿漏れは改善されていくみたいです。
(膀胱が元に位置に戻っただけじゃ治ったとは言えず
まだまだ先は長いのです。)
やはり年末年始で体操がお休みだったから
筋肉が鍛えられなくて今回の尿漏れが起きたのかしら?
出産による膀胱瘤は早い段階で治療を開始すれば
治るそうですが、加齢により起きた膀胱瘤は
完全には治らないみたいですね。
私は病気のことは全て主人に話していますよ。
この時も家に帰ってから下着を取り替える必要があったので
主人に話しましたし、この時以外でも膀胱瘤に関する
体調の変化は包み隠さず話しています。
2012年1月13日 8:32 PM
お返事ありがとうごあざいます。
私は膀胱瘤を専門とする(骨盤底筋脱)雑誌にものっている有名な先生に診てもらっていますが出産による膀胱瘤でも20代や30代前半なら治りますがそれでも更年期になれば骨盤底筋が傷ついているのでまた膀胱瘤になるそうです。
加齢でなる人もほとんどの人は出産で傷ついていてその時決定的な膀胱瘤にならなかっただけで気がついてないだけで下垂気味なっていた人がなるそうです。
膣に手をいれるように触ってみてください。
プニュっとした丸いものに触れませんか?
膀胱瘤には進行度というものがありますがfirstさんは進行度(ステージ)いくつか知ってますか?
膀胱が下垂しているのが進行度1で膣に到達しているのが2、膣から1・5センチ以上が3でそれ以上でているのが4だそうです。
firstさんも骨盤底筋脱を専門とする女性泌尿器科かウロギネ科で経験豊富な専門の先生に診てもらった方がいいと思います。
腹圧性尿失禁があるということは膀胱瘤の初期症状です。それが酷くなって膀胱が凄く飛び出して尿道が曲がったり下になると逆に出にくくなるそうです。
firstさんは前から出にくいことはなかったと思いますから治ってきてるとはいえないかもしれません。
専門の先生によると40代で一度出てしまったものは体操をやっても進行を多少遅らせることはできても手術をしない限り治ることはないそうです。
今はメッシュでの手術で再発率の少ない手術があります。また膀胱瘤とは別に腹圧性尿失禁にはメッシュのテープでやる手術で治ります。
私も手術することにしました。
毎日びくびくして暮らすのはイヤですし、重い物ももたないのもストレスですなので・・・
おせっかいかもしれませんがfirstさんも手術すれば完治できるのでお子様のためにもなさったほうがいいと思います。
そうすれば子供さんを抱っこしたりいろいろ喜ばすこともできると思います。
firstさんにも良くなって欲しいです。
2012年1月17日 3:29 AM
***めろんさん***
私のことを心配し、たくさんの情報をありがとうございます。
でも安心して下さいね。
私の先生は、骨盤臓器脱についてプロの知識を持つ(研究・発表もしています。)
産婦人科医です。
もしめろんさんの言うように、私が膀胱瘤の初期症状だとしたら…
それは、私にとってとても喜ばしいことです。
だって約4年前、私の膀胱は完全に体の外へ出たのですから。
それが4年近くの歳月をかけ、初期症状にまで改善したのです!
息子が赤ちゃんだった頃は、抱っこしてあまり歩けませんでしたが、
今では抱っこしていっぱい歩けるようになりました。
息子が赤ちゃんだった頃は、おんぶしてあげられませんでしたが
今ではおんぶどころか肩車をしてあげています。
息子が赤ちゃんだった頃は、早歩きもままならぬ状態でしたが
今では大股でグイグイ早歩きできます。
私が初めてこの先生にみてもらった時、手術の説明も詳しくして頂きましたが
長い長い年月はかかるが運動療法と漢方薬で治る可能性があることで
(私は骨盤底筋体操の他、漢方薬を飲んでいます。)
私はこの治療法を選びました。
4年前、体の外へ出るほど落ちた私の膀胱でしたが
2ヶ月前の診察では、“膀胱の位置は戻っている”との事でした。
「もし今手術を望んでも、(先生は)お勧めしませんよ。この状態ならその必要はないです。」と笑顔で言われました。
私はそう言われるまでに回復しました。
ほんとにちょっとずつ、ちょっとずつですが、私の膀胱瘤は確実に改善してきています。
今回の尿漏れの原因はわかりませんが、近いうちに診察なので診てもらってきます。
本当に完治できるのか不安におもう瞬間もありますが
この先生を信じていこうとおもっています。
そしてもし本当に完治できたとしても、骨盤底筋体操は続けていきたいと思っています。
筋肉は使わなければ衰えていくし、鍛えれば筋力はついていきます。
加齢による膀胱瘤は、加齢による筋力の衰えも要因のひとつのようですから。
私の膀胱瘤の経過やエピソードは、カテゴリ「出産による膀胱瘤」にまとめてあります。
http://tokyo-blog.sakura.ne.jp/blog/?cat=36
めろんさんもお大事になさってくださいね。
手術が成功して、快適な日々が過ごせますように!
2012年1月18日 5:01 PM
そうなんですね。
すごく安心しました。
でも先生によってなんかこんなに考えが違うのかと驚きました。
自分の主治医を信じないわけではないですが私も前よりは良くなっているので手術も見合わせようかと思いました。
そこまで酷かったのですね。
でもそこまで回復されたので私の励みになります。
過去の記事も今読ませてもらいました。
とても共感できたし、参考になりました。
これからも同じ年で同じ病気を持つものとして私ひとりじゃないんだと思えるので書きにくいことも是非書き続けていってほしいです。
そしてお互いいつか完治できるといいですね。
2012年1月18日 8:17 PM
そうなんですね。
凄く安心しました。
でも先生によって考え方が違うのに驚きました。
そんなに酷い状態からそんなに良くなって励みになり、私の主治医を信用しないわけではありませんが私も少しは良くなってきているので手術は見合わせようかと思いました。
過去の記事も今読ませてもらいました。
すごく気持ちが共感できたし、参考になりました。
これからも同じ年齢で同じ病気を持つ者として書きにくい事も私ひとりじゃないんだと思えるので書き続けてほしいです。
そしていつかお互いに完治できるといいですね。
2012年1月18日 8:54 PM
投稿できてないと思い同じ内容のものを投稿してしまい申し訳ありませんでした。
2012年1月19日 4:38 PM
***めろんさん***
骨盤臓器脱は、これから研究が進む分野みたいですね。
知識のある先生も少ないですし。
めろんさんも出産による膀胱瘤なのかしら?
良くなってきてる気がするなら、主治医の先生ともう一度よく話し合われたほうがいいかもしれません。
そしてもし納得できないようなら、知識ある他の先生にも診察してもらうのもいいかもしれませんね。
主治医を変えるというわけではなく、自分自身が納得するために。
メッシュに対する私の個人的な意見なんですが…
メッシュは、確かに素晴らしい技術だとおもいますが
新しい技術だけに20年後、30年後の結果がでていません。
逆に、“メッシュしたけど破れちゃって再手術した”って
症例はもう既に幾つか報告されていますよね。
メッシュは新しい技術だから、20年後、30年後は
もっともっと素晴らしい技術になっているとおもいます。
子育てを通し、普通のママ達が当たり前に出来ることが出来なくて
そんな自分がもどかしく、悔しく、涙がでそうになることもありますが、
ブログを通して、同じような境遇にあるめろんさんと
こうしてお話することができて、私の方こそ励まされました。
書き込み、ありがとうございました。
お互い、完治に向けて頑張りましょうね。
また何かありましたら、いつでも書き込みしてください。
2012年1月21日 10:32 AM
firstさん
ありがとうございます。
私は出産は2人とも帝王切開だったのですが年子で産んだので妊娠中も上の子を立って抱っこしないと気が済まない子でずっと立って抱いていた事や下の子を産んだ後も休んでいられず上の子を退院後すぐに抱いていた事、その後子宮内膜症で卵巣が赤ちゃんの頭より大きくなってしまいそれをずっとお腹の中で支えていた事などのようです。
ただ私は軽いほうのようでエコーで見ても筋肉はまだしっかりしているとも言われました。
本当にメッシュはまだ将来が分からないですよね。
特に私たちのようにこれから20年、30年健康であれば生きていく者には不安ですね。
firstさんのお子さんがまだ小さいのでやってあげられない事もあって相当辛かったと思います。
でもお子さんもきっとなんとなくわかってらっしゃるのでいつか病気と闘いながら頑張ってくれたママをいつか今度は助けてくれる子になると思います。
それにもうこれからだんだん手が離れていくので少し楽になっていきますね。
その反面寂しさもありますが・・・
これからも情報交換しつつ、近況報告しあっていけたらいいなと思います。