我が家は布団で寝ています。
その時私が目を覚ますと、
身体の左半分が布団の上で、
右半分がフローリングの上でした。
(寝相悪いなぁ～、私。)(´Д｀)
目が覚めた時、私の腕は万歳をしている格好でした。
その右腕を、誰かが押さえつけていました。
もちろん、身体は動きません。硬直しています。
こういう時は、エイヤ～！って
無理やり腕を動かしてしまえば、
硬直もすぐ解けるもの。
しかし、今回はそうはいきませんでした。
無理やり動かした私の右腕には、
やせ細って、どす黒い色をした
骸骨のような２本の手が私の腕を掴んだまま離しません。
自分の腕を上方へ持ち上げた私は、
フローリングからのびたその手が肘ほどの高さまで
私の腕をずっと掴んでいるのを確認しました。
どす黒い、骸骨のような手からは解放されましたが、
身体の硬直は解けません。
私は隣で寝ている旦那さんJINNI(ジーニ)に助けを求めようとしました。
気がつくと、JINNIは私の左手をぎゅっと握ってくれています。
私は左手の指先を動かしました。
JINNIを起こそうとしたのですが、彼は気持ち良さそうにスヤスヤ寝ています。
JINNIに声をかけようとするのですが、声が出ません。
「あ゛」とか「う゛」とかうめき声のような音を発するのが精一杯です。
私の左手をぎゅっと握り締めてくれているJINNIは、
相変わらず気持ち良さそうにスヤスヤ寝ています。
そのうち、どこかで声がしてきました。
やさしく私に語りかけてくるのです。
私はJINNIが話し掛けてくれたのかと少し安堵しました。
しかし、それはJINNIではありませんでした。
どこから聞こえてくるのかわかりません。
でも間違いなく私に向かって、やさしく何か語りかけてくるのです。
金縛りさえ解ければ、こいつ等は全部いなくなる。
身体が動かせないのなら、目を覚ませばいい。
私は目いっぱい、目を見開いたりしましたが状況は全く変わりません。
いつもなら、ちょっとでも身体が動けば硬直が解けるのに
今回はちょっとやそっとじゃ硬直は解けません。
それどころか、どこかへ連れ去られそうな勢いなのです。
硬直というより、どこかへ引っ張られている感じがするのです。
何が何でも目覚めなければ・・・。
どれくらい時間が経ったのでしょうか？
私はやっとの事で
フローリングの上で硬直している右足を
布団の上に戻す事ができました。
右足を戻す時、
ふわぁ～と身体が浮いたような感じになりました。
こうして私はやっと硬直から完全に解き放たれました。
その後二度寝をし、数時間後普通に目覚めました。
JINNI「ねぇ、ねぇ、今日寝てる時うなされてたから、手握っててあげたよ！」(^o^)

ｽﾔｽﾔﾈﾃﾀｼﾞｬﾝ！(｡ ･)θ===ｷｰｰｯｸ☆(*x_｡)/ｸﾞﾋｯ!!
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  夜に訪れる恐怖 
北米の金縛り体験に関する実証的研究
　
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