施設に入所している母に面会に行きました。(2025.08.12)
この日は主人と息子(高2)と一緒に行きました。
しかし面会は一度に2人までなのです。
このことは承知で3人で施設に行きました。
実際母の面会に行ったのは私と息子の二人。
主人は待機することにしました。
母のフロアに行き母の姿をさがしているとトイレにいっているところだとの事でした。
施設には家族が面会に来られない人もいるので母のベッドの方で待っていてほしいと言われました。
なるほど!
確かに!
私も言われるまでそこまで気が回りませんでした。
いつも平気で母のいるフロアを歩いていました。
これからは気を付けます。
母がベッドに戻ってきました。
母はベッドに座り、私と息子はスタッフさんが持ってきてくれた椅子にすわりました。
まずは主人の事を伝えました。
母にも「今日は3人で来たけれど2人しか来れないから(主人は)下で待ってるよ。」と話すと
「そうか。」と理解してくれました。
最近の母は言語に障害が出てしまい思うように話すことができません。
なんか突然謎なことを言い始めました。
私を指さし「いる!」
息子を指さし「いらない!」
はっ?!
意味わかりません(~_~;)
私「私は誰?」
母「firstちゃん」
私「(息子を指さし)こっちは?」
母「(ちょっと考え)〇〇(息子の名前)」
その後私に対しては「いる!」で変わることはありませんでしたが
息子に対しては「いる!」とか「いらない!」とか
まるで花占いのように繰り返しました。
最後は「〇〇(息子の名前)、かわいい♡」で完結しました。
私には「かわいい♡」がつくことはありませんでしたけどね。
また母は
立ったり、座ったり、を繰り返しました。
基本座ったままなのでお尻が痛いのでしょうか?
運動好きな母なので体を動かしたくなったのでしょうか?
ただ立つときも座るときも私が手を貸してあげなければなりません。
一人で立ったり座ったりはできません。
なんだかんだで20回位繰り返したでしょうか?
足腰はわりとしっかりと安定していました。
途中歩こうと足を動かそうとしましたが「怖い、怖い」と1歩か2歩しか足を運ぶことはできませんでした。
母が息子に何か話しかけてきました。
「〇〇(息子の名前)」「夜」あと何かキーワードを言いました。
どうもこの前夜母から電話来た時に「今〇〇は塾に行ってていないよ。」と私が話したことを覚えていたようです。
そして「勉強、がんばれよ。」と言いたかったのでした。
その言葉にたどり着くまでに紆余曲折ありましたが母が言いたかった言葉。
「勉強、がんばれよ。」が言えて良かったです。
私は母に「勉強、がんばれ」と言われた記憶は全くないのですが、やはり子供と孫は違うのでしょうね。(^^)
そして締めの言葉
「わかったな。」
いつの頃からか母はよく最後に「わかったな。」と言います。
言われた側はちょっとイラつきます。(笑)
悪気はないので聞き流しましょう。
面会時間30分はあっという間です。
「30分経っちゃったからそろそろ帰らないと。」と伝えるとホールに戻ろうとする母。
そういえば施設でのおやつをまだ食べていませんでしたね。
母をホールの定位置に戻しハイタッチして、最近顔なじみになったスタッフさんに細かい部分を話して帰ってきました。